三日坊主を克服したダイエット成功体験|ランニング&登山で15kg痩せた話
はじめに:継続って、地味だけど最強
「継続は力なり」って、どこかの偉人が言ってたらしいけど、正直な話――
私はその“継続”ってやつが、一番苦手だった。
読書、3日で飽きた。
日記、2日で存在忘れた。
筋トレ、1日で筋肉痛にビビって終了。
小学校時代、恰幅の良い私が健康のためと始めたランニングも、見事に三日坊主でフィニッシュ。しかも坊主ったくせにご褒美のトンカツ。見事に1kgの増量に成功した、
「どうせ私なんて…」が口癖で、ぽっちゃり道まっしぐら。
- それがどうだ。
今じゃランニング歴20年、登山歴20年以上、節約術は日々深化進化中。
小学生の私が今の私を見たら、間違いなくこう言う。
「誰だお前。…でも、ちょっとかっこいいかも」
このブログでは、そんな「継続ヘタクソ人間」がどうやって変わっていったのかをリアルに語りつつ、
私なりの“継続12ヵ条”まで、まるっとシェアしていきます。
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第1章:三日坊主で幕を閉じた、はじめてのランニング
小学生の頃、あれはまだスマホもなかった頃。
私の体型は…簡単に言うと、パンダの擬人化だった。
体育の時間は、
「走るな!いや走れ!」
「汗が止まらん!てかもう呼吸ができん!」
「誰か…AEDを…(まだ使ったことないけど)」
当時、太ってるってだけでバカにされるのが当たり前で、
ランドセルの背中よりも、心の方が重かった。
ぽっちゃりを気にして痩せると決意。
まずは夜、誰にも見られないように走った。
走る → 苦しい → でも頑張った → 自分にご褒美 → とんかつ定食大盛り → 太る。
-2kg(運動)+3kg(食欲)=1kg増の数式が完成した。
「毎日走れば痩せるって聞いたのに…」
「全然痩せん!てか、筋肉痛痛いし!もう無理!」
そうして私は、運動も努力も続かない“自分嫌い”を抱えながら、
その後の中学時代も特に変わることなく、のほほんと過ごしていた。
ぽっちゃりのまま、すっかり“諦めモード”。でも謎のご褒美のとんかつは継続できた!!
第2章:高校1年生、思春期の叫び「変わりたい!」
転機は、高校1年の春だった。
フレッシュなはずの制服がきつい。階段で息が切れる。
鏡に映る自分を見て、周りとの違いに絶望して、突然スイッチが入った。
「このままじゃ嫌だ。変わりたい」
そこからの私は、別人だった。
夜、誰にも見られない時間に走り始めた。
とにかく走った。苦しくてもやめなかった。
最初は本当にしんどかった。でも、自分を変えたい気持ちが強かった。、せ
そして一週間後、体重が1kg減っていた。
たった1kg。されど1kg。
“初めての成果”が、人生を変えた。
「やればできるかも」
初めて、自分に期待した。
第3章:半年で15kg減。人生初の「2位入賞」
走る距離は少しずつ伸び、体は軽くなり、食事も自然と変わっていった。
気づけば半年で、マイナス15kg。成功体験に気持ちも前向きになり、友達も沢山できた。自分が一番変わったところ、それは積極性な気がする。
そうこうしている間に迎えた学校のマラソン大会。
誰もが「最下位候補」だと思っていた私が――
まさかの、学年2位。
1位はさすがに陸上部の長距離選手だったけど、
あの大会中の視線とゴール直後の周囲のどよめきと、自分への驚きは一生忘れない。
「私、変われたんだ」
このときの達成感が、
その後の私の人生を押し出してくれた。
第4章:モンスター体力、爆誕。そして登山へ
走り続けた結果、私の体力はどこかでバグったらしい。
友達がゼーハー言ってる坂道も、私は鼻歌混じり。
「もしかして、私…無敵かも」
そんなテンションのまま、北アルプス登山へ。
そこで出会った“自然”と“達成感”は、衝撃だった。
ナイトハイクで真っ暗な山を登り、
山頂でご来光を浴びるあの瞬間、
すべての苦労が報われる気がした。
この日から、私は山にもハマってしまった。
ランで鍛えた体力が、次の楽しみに繋がった瞬間だった。
太っていた時代も登山はやっていたが、明らかに世界が違った。もう病みつきになった。
体力こそ、正義。
こうしてついた体力は、積極性と、健康という大きなご褒美をくれました。
めったに風邪もひかなくなり、毎日元気に動き回れる体に。
「登山がしたいからランニングを頑張れる」
「ランニングが楽しいから登山も楽しめる」
そんな相乗効果で、どちらも気づけばライフワークになっていました。
今、胸を張って言えます。
継続することは、素晴らしい。
だからこそ、今何かに迷っている人がいるなら、私はこう伝えたい。
「何でもいいから、自分の“軸”になるものを見つけてほしい」
それはきっと、あなたらしさを映す鏡になってくれます。
何年経っても、何があっても、
「これだけはずっと続けてきた」と言えるもの。
それが人生を、じわっと華やかにしてくれると、私は思っています。
第5章:節約こそ、継続の影の主役
走る、登る、その楽しさを持続するために、もうひとつのスキルが育った。
節約力。
型落ちランニングシューズ、最高!
個人輸入した登山ザック、大活躍!
楽天ポイント、命!
ホテル予約はハピタス経由で現金還元(これ重要)
浮いたお金でまた山へ、旅へ。
自分の「好き」を支える仕組みは、すべて“節約”が土台。
生活そのものが、好きなことへの投資になった。
第6章:これが私の“継続12ヵ条”だ
- 悔しさは最強の燃料(デブいじり、今でも覚えてる)
- 成果は可視化せよ(ノートに「−1kg」って書くだけでテンション上がる)
- 自分への報酬をケチるな(カップ麺でも十分)
- 感情ではなく習慣で動け(「走る」は歯磨きと同じ)
- 宣言しろ(逃げ道は自分で塞ぐ)
- 同じ変態を探せ(走るの好きな人、意外と多い)
- 飽きたら変化をつけろ(場所、時間、靴、音楽)
- サボっても「また今日から」でOK(罪悪感は不要)
- 過去の写真でドヤれ(これマジで効く)
- 未来の自分へ手紙を書け(ちょっと恥ずかしいけど効く)
- 比べる相手は昨日の自分だけ
- 原点を忘れるな(なぜ始めたか、が一番強い理由)
ラスト章:続けることは、人生を面白くすること
振り返れば、何かを「続けた」ことが、人生の景色を変えてくれた。
三日坊主だった私が、
走ること、登ること、節約すること――
どれも人生の軸になった。
今もまだ、誰かと比べたら大したことないかもしれない。
でも、「昨日の私」よりは、ちょっと味のある面白い自分でいられてる気がする。
まとめ:続けたら、人生がネタになる
もし今、「どうせ私なんて…」って思ってる人がいたら、
昔のパンダ体型の私が全力で言いたい。
「大丈夫。変われる。しかも面白くなる」
だからまずは一歩、続けてみてほしい。
小さくていい。たまにサボってもいい。
とにかく“やめきらない”こと。
継続は、地味だけど最強の武器。
そして、時々笑えて、ちょっと泣けて、
人生をめちゃくちゃ面白くしてくれる魔法です。