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【登山 山岳遭難対策】初心者必見!登山前に知るべき命を守る十ヶ条の心得


【道迷いの先にあったのは沢とビバークと非常食】
──単独登山者が教えてくれた、今日も元気に下山するための十カ条

先日、ニュースを見ていたら、ある意味、登山者にとっての“究極の模範解答”のような出来事がありました。

北アルプス・霞沢岳に単独で入山し、道に迷って行方不明になっていた30歳の男性弁護士が、4日ぶりに無事救助されました。非常食と沢の水を頼りにビバーク(緊急野営)をして、体力を温存していたとのことです。

……冷静すぎません?
法廷での論戦ばりに、山でも冷静だった。

「無理に動かない」
「沢の水で水分確保」
「非常食を食べながらビバークして救助を待つ」

これ、登山雑誌に書いてある“正解の行動”です。

ただ、同じ状況になったら、果たして自分にそれができるか?
「うわ、迷った、ちょっと沢降りてみようかな……」
「とりあえず進もう、動いてりゃ何とかなるっしょ!」

なんて“最悪ルート選択”をしない自信、ありますか?

今日はこのニュースを踏まえて、登山で命を守るための心得を、
【命を守る十カ条】としてまとめてみました。

これを頭に入れておけば、もしもの時に少しは落ち着けるかも?
登山初心者もベテランも、ぜひチェックしてみてください。

 

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🏕 今日も元気に下山するための十カ条

その一:登山届と山岳保険は、未来の自分へのラブレター

「今日の俺、ここに行ってくるぜ」「〇時には帰るぜ」と、ちゃんと紙に書いて置いていく。未来の自分が帰ってこなかったとき、それを見て誰かが動き出してくれる。書かないと始まらない。
山岳保険の加入も忘れずに!最近は年間プランではなくても1回ごとに加入するプランもある。登山頻度やスタイルに合わせて検討しよう!

登山計画は綿密に立て、情報共有を忘れずに。

その二:迷ったら、無理に動かずその場でビバークが最強ムーブ

「とりあえず下れば何とかなる」は、フラグです。登山界では“沢は誘うけど帰らせない系男子”なので、降りちゃダメ。
本当は「引き返す」ことと「尾根を目指す」が鉄則。でもそれができないことが遭難です。
迷ったら焦らず止まって、尾根を目指すも体力を削って動きすぎないのが正解。むやみに動くと状況はますます悪化する。まずは冷静に、一度腰を下ろしてみよう。

その三:ヘッドライトは、暗闇の中の無言の主張

点けて、点けて、また点ける。6回点滅1分休み──これが登山界のSOSモールス信号。夜でも光れば、生きているって伝えられる。

その四:火を起こせる人は、メンタルも強い

夜の山の寒さは、笑えない。ライター、ファイアスターター、マッチ……何でもいいから火種は必携。火があるだけで、心が持つ。(でも直火禁止の山では…ね、山ごと燃やさないようマナーを守ろう)

火さえ使える環境なら全然違う。

その五:高カロリーは命のガソリン。脂肪を背負え。

何も食べずにじっとしてたら、心が先にやられる。ようかん、チョコ、カロリーメイト、ナッツ。非常食は「食べたい物」より「生き延びる物」を選ぼう。

その六:スマホは文明、でも寒さに弱い貴族

山の中で電源が落ちて焦ったこと、ありませんか?頼りきると痛い目を見る。紙地図とコンパスも必ず持っていこう。

その七:笛は“吹けるアラート”、ポケットの命綱

声が出なくなっても、吹ける。笛の音はよく通る。たった数グラムで救助に直結。「笛!?」って思った人、今すぐ買おう。

軽くて安い優秀なグッズだ。

その八:派手な装備と挨拶は、覚えてもらうための命綱

山の中で、目立つ派手なウェアやザックは、もしもの時に誰かの記憶に残る。あなたの位置を伝える助けになるかもしれない。
さらにすれ違う登山者には、「こんにちは、今日はいい天気ですね〜」のひと言を。無言で通り過ぎず、軽い会話が後の助けになることもあるのです。

元気な挨拶で他の登山者に印象付けよう!

その九:最低限の装備以外にも、余裕を持って何か一つ持っていこう

登山は自然との戦い。思わぬトラブルはつきもの。普段使わないけど、持っていて助かった!というものをひとつプラスするだけで安心感が違う。余裕のある装備で心にも余裕を。ツェルト?レスキューシート?予備バッテリー?電池?マヨネーズ?あなたの心を落ち着けるアイテムは何ですか??

その十:こまめな水分補給と体調のサインを見逃すな

山の中は思った以上に体から水分が奪われます。渇きを感じた時点で遅いこともあるので、こまめな水分補給が熱中症や疲労軽減の要です。沢の水を飲むときは必ず煮沸や浄水を心がけ、衛生面にも注意しましょう。
「ちょっと寒い」「なんか疲れた」程度のサインも無視すると大ごとに発展します。軽い頭痛や吐き気、手足のしびれなどの症状があれば、すぐに休憩や下山を検討し、仲間や家族にも知らせておくと安心です。
山では自分の体の声を何よりも大切にしてください。

🏁まとめ:山は厳しい。でも、備えあればもっとユルめに語ってもいい。

山って、“自然”という名のシビアな舞台。
でも、そこに行く人間側が100%完璧じゃなくても、ちょっとの知識と心構え、そして十カ条があれば、大きく違ってくる。

楽しく登って、笑って下山するために。
今日も、登山口で深呼吸して、元気にいってらっしゃい!

しっかりと備えて挑もう!!

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