【ランニング×暗記力】机と向き合うより走った方が暗記できた私の話
1. 思い返せば、昔から“走りながら覚えるタイプ”だった
ランニング中にふと思ったんです。そういえば、私、学生時代から「走りながら暗記するとよく覚えられたなぁ」と。
テスト勉強の暗記はもちろん、スピーチの練習も、机に向かうよりもジョギングしながらやったほうがスルッと頭に入ってきた気がするんです。
覚えてます?廊下や校庭を走りながら英単語をぶつぶつ唱えたり、階段ダッシュしながら歴史の年号を繰り返したり。あの頃の私はまるで、宇宙と交信するヤバい奴ストイックな努力家でした。
今考えると、通学路ですれ違った人たちには「なんだこの変なやつ?」と思われていたのかもしれません。怖がられていた可能性すらあります。
2. 実は“動きながら覚える”のは理にかなっていた?
後になって調べてわかったのですが、軽い運動は脳にとってとても良い刺激らしいんです。
ランニングなどの有酸素運動をすると脳への血流が増え、記憶をつかさどる海馬が活性化。だから「走りながら覚える」のは、理にかなっていたのですね。
つまり、学生時代の私は知らず知らずのうちに、最先端の“脳科学的勉強法”を実践していたわけです。あっぱれ。
ただし、当時の同級生の目はおそらく「走りながら熱唱する怪しいランナー」認定だったでしょう。間違いなく都市伝説レベル。
3. 今も変わらず「ランニング=考える時間」
大人になった今でもこの習慣は変わりません。
ブログネタや仕事のアイデア、買い物リストや晩ごはんのメニュー、時には「次の休暇はどこ行こうか」など、頭の中のアイデア会議は全て走りながら。
走ることは私にとって、脳内の無限ブレスト会議室。会議が長引いて走りすぎて足がパンパン、なんてこともザラです。
もちろん、通行人の皆様には「あの人、独り言が多いな」と思われていることでしょう。むしろその程度に思っていてほしい。決して変質者ではありません。本当です。
4. でも「無」で走る時間も大切にしてる
一方で、「何も考えずにただ走る」時間も大事にしています。
頭の中が完全に真っ白、無の境地。風を感じ、呼吸に集中するだけの時間は、脳のデトックスのようなもの。
その“脳の空っぽモード”のおかげで、走ったあとは爽快感でいっぱい。まるでリフレッシュボタンを押したみたいな気分です。
5. あなたも“走る記憶法”を試してみませんか?
もし暗記やスピーチ練習が苦手な方がいたら、ぜひ一度ランニングしながらチャレンジしてみてください。
ただし、声は控えめに。怪しまれて警察に連行されない程度に(笑)。
案外、頭にスッと入る感覚に驚くかもしれませんよ。
走ることは体力だけでなく、記憶力や発想力まで鍛えられる。そんな“ランニング学習法”、意外とアリだと思います。
…まあ、ある程度集中していると、途中からは焼き芋のことしか考えてませんでしたけどね。残念ながら、集中力の持続時間は有限でした。
6. 科学的な視点から見た「ランニング×記憶」
実際に、数々の研究でも「運動と記憶力の関係性」が報告されています。有酸素運動を習慣にしている人は、そうでない人よりも記憶力が高い傾向にあるというデータも。
海馬の神経新生(新しい神経細胞の生成)を促進する効果が、ランニングにはあるともいわれています。つまり、走ることで“記憶の器”そのものが広がるようなイメージです。
もちろん、いきなり長距離を走る必要はありません。ちょっとした散歩や軽めのジョグからでOK。まずは「動きながら覚える」感覚を味わってみてください。
まとめ
- 軽い運動は脳を活性化し、記憶の定着に良い
- 私の体験からも「走りながら覚える」は効果的だった
- 「考えるランニング」と「無のランニング」の両方を楽しんでいる
- 多少の怪しまれリスクはあるが、それ以上の効果がある
- 科学的にも、運動は記憶力アップに効果ありとされている
これからテストや試験を控えた学生や受験生の皆さん、転職の面接や大切なスピーチを控えている社会人の皆さん、ぜひこの“走る記憶法”を試してみてください。きっと、いつもと違う頭のスイッチが入りますよ。
心から、応援しています!
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