【階段ダッシュ5年の成果】「階段トレーニング」のやり方と激変を実感した本当の効果
「階段トレーニング 効果」「階段ダッシュ 筋肉痛」「雨の日 代わりの運動」「登山 心肺 鍛え方」…そんなキーワードで検索して、この記事にたどり着いたあなた。ようこそ、階段ジャンキー養成所へ。
…とはいえ、この記事にたどり着いた時点で、あなたはすでに軽く“階段に興味がある側の人間”です。
でも同時に、たぶんこう思ってるはずです。「こんな昭和っぽいトレーニング、今さら意味あるの?」「階段で痩せるとか筋肉つくとか、ホントなの?」
その疑問、痛いほど分かります。私も最初は半信半疑でした。何せきっかけは、家から遠くへ出掛けられない看病生活の中、「家から離れずに部活っぽくて鍛えられそう」というだけの根性論から始めたのですから。
でも気づけば5年。出張や旅先で階段を見つけては血が騒ぎ、ホテルの非常階段に吸い寄せられ、神社の石段に「お、今日は何本ダッシュできるか」などと目を輝かせる“階段脳”が育っていました。
このページでは、そんな私のリアルな5年間の体験とともに、「階段トレのマジで効く効果」「普通のランニングとの違い」「具体的なやり方と継続のコツ」まで、膝を笑わせながら実践できる内容でお届けします。
しかも地味に、ダイエット中の方にもおすすめ。短時間で高カロリー消費。膝は大切にしつつ最高の有酸素+無酸素トレーニングになります。
さあ、今日からあなたも、非常階段の扉をそっと開けてみませんか?
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目次
- 1. 階段トレーニングって何?
- 2. 私の階段ダッシュデビューは昭和脳と看病だった
- 3. 5年間の階段トレ効果|筋肉・心肺・登山に効く理由
- 4. 普通のランニングとの比較表
- 5. 実践メニューと続けるコツ
- 6. 階段脳あるあると注意点
- 7. まとめ:人生は階段さえあればどこでも鍛えられる
1. 階段トレーニングって何?
階段トレーニングとは、階段を使って行う筋力&心肺トレーニングです。特別な道具はいりません。あるのは階段と己の脚力、そして少しの根性だけ。
ジムに通う時間がない、雨で走れない、でも体は動かしたい。そんな現代人のために生まれた(ように見える)このトレーニング。実は、「高負荷・高効率・低コスト」という、まさに時代のニーズにドンピシャな万能運動なんです。
特に「時間がないけどダイエットしたい」「登山に強くなりたい」「肺活量を上げたい」という人にこそ刺さる内容。それが“階段トレ”。
2. 私の階段ダッシュデビューは昭和脳と看病だった
きっかけは重たいものでした。外出が難しくなった看病生活。でも、体を動かしたい、鍛えたい。看病あるから遠くへは行けない、でも近場で何かできないか。
「そうだ、マンションの階段があるじゃないか。」
そんな感じで、当時住んでいた実家マンションの2階から12階までの非常階段をダッシュで往復。1日目で、ふくらはぎ・太ももが崩壊。階段を下りるのに「いてててて」と呻きながら横歩き。にもかかわらず、なぜかまた翌日もやってしまった…。
それが、私の階段沼の始まりでした。
5年間の階段トレ効果|筋肉・心肺・体脂肪に効いたリアル変化
階段トレーニングを始めて5年。部活ノリの“昭和脳”から始まったこの習慣が、私の体と人生をここまで変えるとは、正直思っていませんでした。
実感した変化は、単なる「看病のスキマ時間でちょっと鍛えた」なんて生易しいものではありません。
■ 下半身が別物レベルに強化された
最初は7往復で太ももが崩壊。でも今では、20往復しても息が切れない“登山モンスター脚”に進化。
特に階段は、通常のジョギングでは鍛えきれない「太ももの前(大腿四頭筋)」「裏(ハムストリングス)」「お尻(臀筋)」「ふくらはぎ」に、1段1段でダイレクトアタック。
実際、登山で山頂まで一度も立ち止まらずに登れるようになったとき、「あ、階段ダッシュって本当に効いてたんだ」と実感しました。
■ 心肺機能が爆伸びした
HIIT(高強度インターバルトレーニング)並みに、短時間で心拍数がガンガン上がります。
以前は、ちょっと坂道を登るだけで息が上がっていたのが、今では標高差500mを喋りながら登れるくらいに。
「肺って鍛えられるんだな…」と、しみじみ感じました(焼けるような感覚は今でも健在ですが)。
■ 登山体力が意味不明に別次元となった
マンション階段を20往復したときに計測した累積標高、なんと約700m。
つまり自宅にいながらにして、毎回ひと山登っているようなもの。
登山仲間には「一体どこで鍛えてるの?」とよく聞かれますが、「マンションの非常階段」と答えると絶句されます。うれしいです。
■ 体脂肪がじわじわ落ちていった
階段トレは有酸素+無酸素がセットになった“燃焼ブースター”。
30分で300~400kcal以上を消費し、しかもアフターバーン効果で運動後もしばらく燃焼が続きます。
私は食事制限なしで、1年かけて体脂肪を3~4%落とせました。リバウンドもゼロ。筋肉で下半身が引き締まり、パンツのサイズが一段階ダウンしました。
これらの効果は、たった数段の階段と、自分の脚さえあれば誰でも得られます。
…ちょっと変態っぽい楽しみ方になるかもしれませんが、結果は嘘をつきません。
4. 普通のランニングとの比較表
項目 | 階段トレ | ランニング |
---|---|---|
運動強度 | 高(筋トレ+有酸素) | 低〜中(有酸素中心) |
筋肉への刺激 | 大腿筋、臀筋、ふくらはぎが爆発 | ふくらはぎ・脛中心 |
心肺強化 | 急上昇・短期集中型 | 持続的・長期戦型 |
消費カロリー | 約300〜400kcal/30分 | 約250〜350kcal/30分 |
場所 | 階段さえあればどこでも | 道路、公園など広さが必要 |
時間効率 | ◎ | ○ |
5. 実践メニューと続けるコツ
私のメニュー(実家ver.)
・2階から12階までの階段を一気にダッシュ
・下りはダッシュ or ゆっくり歩いてリカバリー
・これを10〜20往復。合計標高600〜700m(ざっくり)
・頻度:週2〜3回程度
・所要時間:40〜45分
コツ
・足音対策に静音スニーカー使用
・住民との遭遇はインコース無音歩行で回避
・雨の日、旅先、出張中も活用可能
6. 階段脳あるあると注意点
階段脳あるある
- ホテルの非常階段に妙にワクワクする
- 神社の石段=合法的に追い込めるトレ場
- 階段でしか心が落ち着かない
- 「エスカレーター=敗北」と感じ始める
注意点
- 足音問題:住民とトラブルにならぬよう配慮を
- 関節痛:膝に違和感がある日は無理しない
- 無理な負荷:毎日やるより、休みをはさむ方が筋肉が育つ
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7. まとめ:人生は階段さえあればどこでも鍛えられる
階段トレーニングは「最も身近で、最もハードで、最も費用対効果が高い」運動の一つです。
時間がなくてもOK。ジムに行かなくてもOK。お金がなくても、脚と階段さえあれば、誰でも始められます。
私はこの階段トレで、登山が楽になり、体脂肪も減り、メンタルも強くなりました。何より、走れない日にも「やった感」が得られるのが最大のご褒美です。
あなたも今日から階段戦士に。がま口財布を握りしめ、非常階段へ静かに走り出しましょう。