転勤族っていつまで続ける?定住歴8年から転勤族へ変貌した私が出した答え
転勤族生活が数年を超えると、ある日ふとこう思う瞬間がきます。
「この生活、あと何年続けるんだろう……?」
それは親が年老いてきた時かもしれませんし、子どもが転校を繰り返しているときかもしれません。あるいは、自分の将来像がぼんやりとしか描けない夜──ビジネスホテルの天井を見ながら、「このままでいいのか?」と静かに思う日もある。
そんな問いに、私も6年悩み続けています。今回は、定住型で8年勤務→転勤族として6年以上暮らしてきた私が、転勤を続けるか否かの判断ポイントと、まだ決めきれない人の思考整理法を珍しく少々真面目に本音多めで綴ってみます。
この記事は、以下のような悩みを持つ方に向けています。
- ✔ 親や子どもとの距離を気にし始めた転勤族の方
- ✔ 定住に憧れつつも、会社やキャリアの都合で迷っている方
- ✔ 「今のままでいいのか」と夜中にモヤモヤしてしまう方
▼関連記事はコチラ
目次
- 転勤族と定住型、それぞれのリアルなメリット・デメリット
- 「転勤を続けるか?」を考えた3つの瞬間
- なぜ私は迷っているのか? 本音の理由を自己分析してみた
- 定住に切り替える前に私が準備していること
- まだ決められない人へ、思考整理のコツ
- まとめ:決めなくてもいい。でも備えておく
1. 転勤族と定住型、それぞれのリアルなメリット・デメリット
まずは、両方を経験してきた立場から、両者の実態を整理してみます。
転勤族のメリット
- 知らない街での生活=毎日がちょっとした旅行気分
- 自然と「人見知り」より「人たらし」になっていく
- 観光地や景観地が近いと週末が楽しい
- ご当地スーパーやご当地パン屋の探索が趣味になる
- 地域によってライフスタイルや価値観の違いを知れる
温泉近いとラッキー♪
転勤族のデメリット
- 引越し・手続きが頻繁で常にバタバタ
- 子どもの転校やパートナーのキャリアに負荷がかかる
- 親が体調を崩してもすぐに帰れない
- 地域コミュニティに馴染む前に転勤がくる
定住型のメリット
- 地域に根ざした人間関係ができる
- 家や教育の計画が立てやすい
- 両親のそばにいられる安心感
定住型のデメリット
- 良くも悪くも「変わらない日常」に退屈することがある
- 濃い人間関係にストレスを感じることも
正直に言えば、転勤族と定住型、どちらにも「うらやましい部分」と「ちょっと面倒な部分」があります。大切なのは「自分の性格」「家族のライフスタイル」「価値観」に合っているかどうかです。(財布が「ほんまか?」ってつぶやいてたけど、今日も無視しました)
▼ちょっと息抜きコーナー▼
最近ちょっと「買わないけど見るのは好き」っていう謎のネット徘徊癖がつきました。
…で、何気なく覗いたら思わず声が出たページたちがこちら👇
- 👉 楽天のタイムセール
「これ半額でいいん?」って言いたくなるもの多数。 (例:ワイヤレスイヤホン、訳ありグルメ、靴下100足とか) - 👉 Yahoo!の“半額”コーナー
「好きな言葉は“半額”です」って人に捧ぐ。 家電・日用品・食品、全部そろってて危険。 - 👉 Amazonの特選タイムセール
なぜかタイツとプロテインが交互に並ぶ謎の空間。 カオスだけど、つい毎日見に行ってしまう。
もちろん「見るだけ」。見るだけです。
(財布が「ほんまか?」ってつぶやいてたけど、今日も無視しました)
2. 「転勤を続けるか?」を考えた3つの瞬間
① 親が老いてきたと実感したとき
父が「よっこいしょ」と玄関の段差を越える姿に、かすかな衰えを感じたとき。
「もしこの距離のまま、何かあったらすぐに戻れるか?」という問いが、ずっと頭を離れなくなりました。
② 子どもの転校に心がざわついたとき
「また新しい友達できるかな?」
その言葉の裏にある不安に気づいたとき、「この生活は子どもにとって楽しいだけなのか?」と自問しました。
③ 自分の未来が“途切れている”ことに気づいたとき
ふと、5年後、10年後の生活を思い描こうとしても、そこにあるのは「次の転勤先」だけ。
それって、自分の人生を“預けてる”だけじゃないか?と不安になった瞬間がありました。
3. なぜ私は迷っているのか? 本音の理由を自己分析してみた
なぜ、私は「定住か転勤か」の間で迷っているのか。自己分析してみたところ、大きく3つの軸がありました。
- 仕事軸:転勤先での職場環境は毎回新鮮で、ある意味キャリアの幅も広がる。しかし専門性が積みにくいという懸念も。
- 家族軸:子どもの成長、パートナーの仕事、両親の介護。この3つのバランスをどうとるかは永遠の課題。
- 自分軸:「いまの場所に自分が存在している意味」が希薄に感じる瞬間がある。居場所が「一時的」なのは、少し寂しい。
どれかが正解ではなく、どれかが間違いでもない。すべてをバランスよく見る視点が必要だと感じました。
ちょっと気になった転職サービス、まとめておきます
4. 定住に切り替える前に私が準備していること
「いつか定住もアリかも」と思ってから、以下のような準備をコツコツ始めました。
- ● 地元や住み慣れた地域での物件情報を定期チェック
- ● 転職サイトへの登録・スカウト閲覧
- ● 教育費や生活コストのシミュレーション
- ● 会社の人事制度で“定住”ができるルートを確認
- ● 移住者ブログなどから現地のリアルな声をリサーチ
「今すぐ動く」ではなく、「いつでも選べる状態」を作っておく。
それが不安を軽くしてくれました。
最近ふとしたきっかけで、この転職サイトを開いてみたんです。 特に転職を考えていなくても、自分の「今の市場価値」を知るって結構面白いですよ。
それから、こちらのサイトでは、思っていたより幅広い職種や働き方に触れられて、ちょっと視野が広がった感じ。
個人的には、このサービスや、こちらのエージェントもけっこう親身で好印象でした。
(気になったあなたは「ちょっと見るだけ」でも、案外いい刺激になるかも。)
5. まだ決められない人へ、思考整理のコツ
最後に、私自身が思考を整理するために使った方法をご紹介します。
① 書き出す
転勤の不満、定住への不安、両方を書き出して俯瞰する。
「何が嫌か」「何が怖いか」を見える化すると、不思議と冷静になれます。
② 3年後の未来をイメージする
10年後はぼんやりでも、3年後なら具体的に考えられる。
どんな町で、どんな仕事をして、どんな休日を過ごしたい?
③ 今、決めなくてもいいと自分に許す
決断する勇気よりも、迷いながらも考え続ける姿勢のほうがよほど誠実だと思います。
6. まとめ:決めなくてもいい。でも備えておく
転勤族をいつまで続けるか──それは、決断のタイミングが来たときに「選べる状態」でいられるかが大事なのかもしれません。
今日の結論は、「答えはまだ出ていない」。でもそれでいい。
不安に立ち止まるのではなく、未来の可能性に向けて“静かに準備しておく”。それが、今の自分なりの答えです。
そして──将来、50歳になっても転勤族だったとしたら。
その時は「全国のゴミ出しルール大全」でも書こうと思います。