🏃♂️ 海津市ランチ探訪:弁天で出会った「昭和レトロとスピード感が嬉しい日替わりランチ」の幸福
国道沿いを走っていると、不意に目に飛び込んでくる青い大きな看板──「珈琲 ファミリーレストラン 弁天」。 看板はファミレス、しかし中に入ればそこは昭和の喫茶店とファミレスが合体したような、やたら懐かしさ、そして居心地の良さを感じる大空間。私は好奇心と空腹という二大勢力に押されて、入店を決意した。
昼どきの店内はほぼ満席。だがこの混雑は一切のストレスにならない。なぜなら店員さんたちの動きがスピーディー、正確、そしてめちゃくちゃチームプレー。 注文→調理→配膳がワンコーラスで流れ、我らが客の腹ペコファンクションは秒速で満たされる。まるで地元民の“昼ごはんインフラ”だ。…ちょっと意味分からんか。私も分からん。
本日のターゲットは日替わりランチ(850円)。メニューは「みそかつ・玉子焼き・芋天ぷら・キャベツ千切り・味噌汁・ご飯・漬物+食後コーヒー」という、昭和の優しさが詰まったワンプレート構成。 到着までの時間が短いのに、味と満足感は妙に長持ちする──これが弁天の魔法です。

※この記事は実食レビューです。営業時間・価格は訪問時の情報に基づきます(変更の可能性あり)。
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📖 目次
🏡 店の概要と雰囲気:昭和レトロ×異様なチームワークの高速回転空間
海津市のメイン動脈、水郷ハナミズキ街道(県道1号)を走っていると、ふと視界に入る「ファミリーレストラン 弁天」の看板。 住所は 岐阜県海津市平田町幡長18。お千代保稲荷にもほど近い、いわば“参拝前後の腹ごしらえスポット”としても見逃せない位置だ。

しかし、この店の存在感は道路沿いの看板だけじゃない。店に入った瞬間に広がる空間の広さよ。
「え、東京ドームの半分くらいあるんじゃ…?」
と錯覚するほどの開放感。天井高い、席数多い、そして謎にみんな楽しそうに飯を食っている。 店内は完全に昭和レトロ喫茶 × 家族経営ファミレスのハイブリッド空間。 テーブルも椅子も昭和感満載で、妙に懐かしい。だけど、どこか落ち着く。


そしてこの店の最大の特徴は、なんといってもスタッフの機動力だ。 ランチタイムはほぼ満席でも、誰一人として焦ってない。 店員さん全員が「自分の役割」を完璧に理解して、ものすごいスピードで動き回っている。 まるで厨房とホールで“テレパシー”が飛び交っているかのような連携プレー。
注文を取る→厨房に声が飛ぶ→それを受けて調理開始→できた瞬間ホールが受け取って配膳… この流れがノンストップで続く。 某ハンバーガーチェーンのピークタイムか?と思うレベルの回転速度なのに、常連さんは落ち着いて新聞読んでるし、地元のご夫婦は談笑している。 つまり、この高速回転は「海津クオリティ」なのだ。
そして忘れてはならないのが価格帯。 およそ1人あたり¥1,000以内という、この大物価高時代においての安心価格。


モーニングも充実、ランチはボリューム満点、食後のコーヒーまで付いてくる。
ありがてぇありがてぇ、いったいどうやって経営が成り立っているのか一瞬心配になるが、客入りを見れば「なるほど」と納得する。
弁天は観光客ウェルカムというより、 “地元民が普段使いするガチの生活密着レストラン”。 だからこそ、空気にウソがない。 座った瞬間、「あ、これは当たりの店だ」と直感できるタイプだ。
そして何より── ここは“早い・安い・落ち着く”という、現代では珍しい三拍子そろった実力店である。
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弁天の入口に立った瞬間、私は悟った。
——ここでは、客が注文を決めるのではない。入口のボードが運命を決めるのだ。
その日のボードには大きく、堂々と、迷いゼロのマーカーでこう書かれていた。
「本日のランチ みそかつ」
いや、他にもメニューはある。定食も、丼も、うどんも一応ある。だが……
店内を見渡せば、まるで日替わりランチ教に入信した信者かのように、9割以上の客が同じものを食べている。
その瞬間、私は理解した。
弁天では、日替わりランチを頼むことが社会的最適解である。
店内の空気もそれを後押ししてくる。
「あ、この人たちは今日の“正解”を知っている人だ」
みたいな、常連さんの柔らかな視線。
一方で、他のメニューに行こうものなら、周囲の空気が一瞬だけ揺れる気配を感じる(※完全に妄想です)。

そして私も ———唐揚……日替わりランチ、行きます。
注文した瞬間、厨房の奥から「はい、日替わりランチ〜!」という声が秒速で飛んできた。
この反応速度、間違いなく日替わりランチの受注本数が桁違いだ。
というわけで、入口のボードに従うだけで、我々のランチはほぼ確定する。
弁天とはそういう店である。
🏁 まとめ:海津市で迷ったら「弁天」で決まり…あれ、きんぴらごぼう!?
国道沿いを走っていて、ふと目に入る青い看板──「珈琲 ファミリーレストラン 弁天」。
え、ここファミレス?それとも昭和の喫茶店?…と迷った瞬間、好奇心と空腹がドッキングして突入決定。
店に入ると、まず圧倒されるのが広さ。席数多い、店内広い、テーブルは昭和感満載。だけど落ち着く、不思議な空間。店内には軽快なBGMが流れ、厨房とホールのスタッフが異様なチームワークで動き回っている。
注文→調理→配膳がノンストップで流れ、客はみんな笑顔。私は一瞬、「これ、地元民の昼ごはんインフラじゃね?」と思ったほど。
昼どきほぼ満席でも、誰一人焦ってない。厨房とホール間にテレパシーでもあるのか?と疑いたくなる連携プレー。 ランチタイムはまさに高速回転幸福マシン。目にも止まらぬ速さで、日替わりランチが次々に提供される。
そしてランチの価格がこれまたすごい。850円(税込)で味噌カツ・玉子焼き・芋天ぷら・キャベツ・味噌汁・ご飯・漬物+コーヒー。
「え、これ本当に850円?」と目を疑うレベル。味も量も申し分なし。まさに地元民に愛される理由が、数字と味の両面で証明されている。
あれ…???
まさに今、写真を見返して、違和感に気付く。



—— 「きんぴらごぼう」
……あれ?どこ行った?
私が食べたランチには存在していなかった気がする…

……
…まあいいか、お腹はパンパン。
うーん、幻か?それとも私の脳内が勝手にきんぴらごぼうを抹消したのか?
でもまあ、みそかつはサクサク、味噌だれはご飯が止まらないし、玉子焼きも芋天ぷらも期待以上。 コーヒーはめちゃくちゃ熱いけど、苦味と香りでランチの締めにぴったり。
結局、「きんぴらごぼうは幻でも、幸福感はリアル」という結末に落ち着くわけです。
結論:海津市でランチに迷ったら、「弁天」で日替わりランチ。味・量・空間・スタッフの高速チームワーク、すべてが楽しめるお店です。そして次回は、幻のきんぴらごぼうの謎にも挑戦しよう。



「戦いの後は、ご褒美肉。」
……我が家の冷凍庫、満室だった。